死とは何か?図と分かりやすい説明をしてくれるニュートンが解説。
寿命は有性生殖とともに生まれた。異常を引き継がないために死ぬ
- 1倍体の単細胞生物である大腸菌はひたすら環状DNA(端がない=テロメアない)をコピーして、寿命がない。しかし、環境が変わったら全滅する可能性がある
- 多細胞生物はDNAのコピー回数も大くなる。しかし、10億塩基に1つはコピーミスは生まれる。コピーを繰り返すと(年を取ると)エラーが蓄積していく
- ゾウリムシ(2倍体の単細胞生物)を見ると、死の仕組みがわかる。600-700回の分裂で異常が起きて死ぬ。それまでに有性生殖で遺伝子セットで命をつなぐ(小核と大核)
- すると、有性生殖の場合は男女からそれぞれ1本づつもらい1つの染色体ができる。どちらか1本にエラーがあっても成長は可能。しかし、ミスがあるとその次の子供に影響があり、絶滅する可能性もある
- それを防ぐためにある程度エラーが蓄積された段階で、なくなった方が(死んだ方が)遺伝子を将来に残せる確率が大きくなる。これが死が必要な仕組み
- 結局、遺伝子は種ではなく、自分が次に残れれば良い。なので、ある程度の数が次に残れたら、親は用がなくなってしまう
- ただし、DNAの傷は悪いことばかりではない。全く傷がつかないと進化がないことになる。
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