最後の万能の人
理論と実験の両方が得意だった最後の万能の人と呼ばれるフェルミという物理学者がいます。彼は数学が得意でしたが、そもそも数学を使う必要があるかを考える人でした。ざっくりとイタリアの中のピアノ調律師の数を出したりということができる人で、このような能力は原爆開発プロジェクトのマンハッタン計画でフルに生かされたとのことです。
彼が得意だったこの推定は有名で、ビジネスでもこのような推定が必要なケースは多くあります。その奥深さを説明しています。
- 気持ち悪い数字を分解しては、常識・知識で値を仮置きしていく(気持ち悪い=数字の置き方が現実や事実をうまく表せておらず違和感を覚える。勘ではなく何らかの根拠必要)
- 相手の気持ちになりきると分解の切り口が見えてくる(算数ではなくビジネス)
- とりあえず答えを作ることに価値はめちゃくちゃある
- 分解で緩い数字は、先に早めに言う
- リアライティチェックは礼儀
コメント